2011年9月アーカイブ

そばの文化

| トラックバック(0)

昨日、新城へ行ってきた。隣接の市なのだが県境の山を越えるので遠い町という印象がある。その町にある喫茶店へ行ったのだ。喫茶店と言っても、普通の喫茶店ではなくて大正時代に建てられた銀行の建物を使った大正ロマンあふれる喫茶店ということが売り物のなのだ。しかし話はその喫茶店のことではない。
新城まで一時間半ほどかかった。着いた頃にちょうど昼飯時になった。外食チェーンもファストフード店もあるが、ここはひとつ地元系で食事しようと、ネットで調べると新城駅前に麺類の店があるらしい。うどんかそばか分からないが麺類なら失敗はないだろうとその店へ行ってみるとどうも様子が違う、店の名前はネットでの情報と同じなのだが。店の造りは古い商店街の一角の昔ながらの何かの店。店の前にメニューが出ているのだが喫茶店系の品々。今更別の店を探すのも面倒だとその店に入ることにする。
店の引き戸を開けると、そこは土間になっていて、左側が一段高い座敷だ。その座敷に椅子とテーブルが並んでいる。上がりがまちで靴を脱いで座敷にあがるようになっている。手前の八畳ほどの座敷にはテーブルが3組みあってその奥の小さな座敷にもう一組4人掛けのテーブルがある。調度はアンティークの扇風機やラジオや蓄音機やらでそれらしい雰囲気を醸し出している。
要するに、古民家をそれ風の飲食店にしてみました的な造りなのだ。
しかし腑に落ちないのは、そば屋なら別にテーブルと椅子でなくてもちゃぶ台と座布団でいいはずなのに、ということなのだ。
しかもメニューを見て驚いた。ネット情報では麺類店のはずなのに、喫茶メニューがメインで喫茶店の食事メニューとしてのカレーやらサンドイッチが並んでいて、麺類のめの字もないのである。
店は40代の主婦が一人で切り盛りしているようだ。注文取りも料理も勘定払いも。だから、一つ一つの作業が終わらないと私のところへ注文取りにきてくれない、二組の先客の動きをみてそういう風に判断できた。
そばを食べるのが目的だったのだが、そば類の品物がかかれたメニューが見当たらないので、彼女が注文を取りにきたときはカレーを注文した。
しばらくして、注文したカレーが運ばれてきた。そのときちょうど客が我々ともう一組だけになっていて、話をする時間がありそうだと思ったので、私は彼女に質問した。
ネット情報によれば、この店は麺類を扱う店ではないのか、と。
すると彼女はこのように答えた。確かに2年前までそばの専門店だった、それは彼女のご主人がやっていた。彼がやっていたときは、作り方はもちろん材料から水まで凝りに凝って本物のそばを提供していた。だからそば通の人は通ってくれていた。他府県からのリピーターもいたそういう店だったらしい。でも、この三河は、遠州も同じでそばの文化がない地域。地元の人の支持がない、例えばそば屋の看板を掲げていても、店へ入ってきてうどんを注文する。そばだけと言っても理解してもえないことが多かった。同じ麺類ならうどんもやればということだけれど、うどんとそばを同じ釜で茹でるわけには行かない。そういうことで、彼は、そば文化の将来性と普及の意欲を失ってしまった。そういうことなのだ。
現在の店は、妻である彼女が切り盛りしている。彼女は元々喫茶店を経営していたので、その経営ノウハウをこの店で実践しているのだと。
そうか、話は彼女の夫婦の歴史を垣間見ることになったのだ。彼女の作ったカレーはおいしかった。たぶん彼女の旦那の作るそばは凝りに凝ってうまかったのだろうな。

うまく行かない日

| トラックバック(0)

昨日、雑談で星占いの話題になった。俺はそんなもの信用しないのだ。だが若い部下でその人は女性なのだが、日常的に星占いを信じているらしくて星のご宣託によって日々の行動を律しているらしい。その彼女が言うには、○座である俺の週末は最低の星巡りであるらしい。
そんなことは、すっかり忘れていたのだが、確かに昨日から今日にかけて予定が滞るのだ。頼まれものを届けようと電話したら留守だったし、美術館へいく道は工事中で渋滞だし、土曜午後の会合は今日だけ午前中になったということをすっかり忘れて、定刻に行ってしまうし、じゃあこの時間を利用して理髪店に行ったら順番待ちの人がソファに二人。時間をずらして出直したらまだ二人が順番待ちしている、もちろん同じ人ではないが。連休前で、髪を整えたい人が引きもきらないのだ。
星占いを信じる人なら、やはり占いはあたっていると言うのだろうね。

このアーカイブについて

このページには、2011年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2011年8月です。

次のアーカイブは2011年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.27-ja