2002年4月アーカイブ

回転すし

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〓画像パス〓開店

たまに東京に出ると利用する、八重洲の高速バス乗り場の側に、回転すしの店が2か所出来ていました。このシステムができてもう40年近くになると思うのですが、ここにきて一挙に店が増えたような気がします。

昔に比べてコンベアが実にスムーズに動いています。以前は皿と皿がぶつかってカタカタいいながら回っていたものですが。

このシステムのいいところは、カウンターをはさんで店のオヤジと会話を交わさなくても済むところです。人それぞれですが、私はマンガ本でも読みながら一杯飲んでいるほうが好きだ。

二十年ちかく板前をやっていたのに、客と話をするのが性にあわなくて、体をうごかす土方をやりたい、と言って実際にやっている人を知っているもんね。 相手にあわせて、お世辞なんか交えながらしゃべるのが心底厭なんだって。

値段が分かりやすいところもいい。ある寿司屋のおやじが言ってたのですが、3人連れの女性客がカウンターであれこれ食べて、「お勘定、別々にね」と言われて、ハタと困った。てっきり一緒に払うと思っていたので、3人でいくらというのは覚えていても、こっちの奥さんが何を食べたかまでは頭にない。

あとになって、私より高い物食べていたのにおかしい、なんて言われそうでサァ。

大阪では、ジャンジャン横丁の立ち喰いのすし屋しか知らないのですが、皿の形と数で値段が分かるようになっていました。ハケでカウンターに置かれた溜り醤油をつけるスタイルも良い。これは回転すしでも採用してないな、関東では。ゴキブリが入ってしまうからかな。

江戸前の反転してネタに醤油をつけるやりかたは、時々ネタとシャリが分離してしまって困ることがあるもんなぁ。こんどバラバラになってしまったら、「ハケ貸してくれや」と言ってみようかしらん。

皿にのって出てくるのもいい。 飯台の上にスシを置くのは良いとして、飯台を拭くあのふきん、包丁拭いたり、すし桶もシャリ桶も拭いたりして、なんかイマイチ信用できないんだよね。

カーナビ

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〓画像パス〓道路標識

カーナビが付いていたらなぁ、と思うことがたまにあります。 たとえば、初めてのゴルフ場に行く場合。

大概のゴルフ場は、ひとがこれまで足を運ぶことのなかった山の中にあるからです。 国道から入り口になんてことは稀で、ひたすら人が通わなかった所を遡って行かなければなりません。 待ち合わせの時間30分前に到着というのが理想でしょうが、その時間が朝の7時だったりする。ゴゴ5時に出発するより5時半に、というのが人情ですから可能な限りギリギリに行くことになるのですが。

山の中の道は迷う。迷うから案内看板はいっぱい出ているのですが、それでも迷う。

方向違いに車で五分も走るととんでもない所まで行ってしまうのです。 完全に迷ってしまって、自分がどこにいるのか解らなくなってしまうこともあります。道路標識だけが頼りなのですが、それもないような山の中では途方にくれてしまいます。 車に磁石は装備されていないので、太陽の向きだけが頼りだったりして。

友人がコンペの案内状をみて頭をひねっていたので、あそこのゴルフ場だろ、と教えてあげたのですが、当日行ってみたら知っている人が誰もいない。フロントで聞いたらどうも違うゴルフ場に来てしまったみたいだ。ゴルフバッグを取り戻して車に積んで、イヤアあせった、と言っておった。

ウーン ... 。思った所と違ったら、あたまの中がマッシロになるわな。地図をみて組立て直さなきゃならない。

カーナビの欠点はいつまでたっても安くならないことです。パソコンの方が安い。運送屋のトラックやタクシーナビがついていないのは、プロの運転手だから道路くらい .... というよりコストの問題でしょう。

だんなが運転手をしているという散髪屋のおばさんが、タクシーじゃ月15万にしかならないからダンプ屋始めるみたいよ、と言っていました。 いまどきダンプ買って、商売になると思っているのかね、髪結い亭主ってのは。
〓画像パス〓煙突

高い所は苦手ではありませんが、バンジージャンプをやってみよう、というほど好きでもありません。仕事上、仮設の足場のような高い所に上がることもあるのですが、狭い階段の昇り降りや、ぶつけないように常に頭を低く保っていなければならないこと以外、そう苦になりません。

引き渡した建物のメンテナンスで、屋根の上に上がらなければならない時、ヤダなあと思うのがモンキータラップです。建物の外に垂直にぶら下がっている梯子。猿梯子とも言います。前者が英語の専門用語で後者がその直訳、というには何処か怪し気なネーミングなのですが。

メンテナンス以外に使うことがない、階段をつけるほどではない場合、たいがいこの手のタラップで済ませてしまうのですが、いざ使うとなると、これがなかなか気持ちが悪い。3階の踊り場から身を乗り出してタラップに移り、屋上に上がるようになっていたりして、いくら一般の人がいたずらしないような場所を選んで付けた、といっても実際に使うはめになった時のことを考えているとは思えない。

10mの垂直タラップというのも下で見るほど楽ではありません。手に力が入って汗をかいてしまうし、途中で止めるわけにもいかないし。ロッククライミングと変わらんのちゃうか。

そういえば、煙突のてっぺんまでエレベーターで上がって、降りようとしたら動かない、緊急用の電話で呼んでも誰も出ないので、200メートル階段で降りてきた、という話もありました。足下がスカスカで下が見える階段、これも遠慮したいところです。

縄梯子というのもあります。8mくらいなら梯子で届くのですが、それ以上になるともっぱら縄梯子。タラップのない深いマンホール、なんてのがゴルフ場なんかに有るのです。恐いから降りたことないけど。あれはフラフラ踏んばりようがなく、ちょっとしたコツがいるみたいです。

外国籍の船が出入りする港には、水先案内をするパイロットがいるのですが、外国航路の船長をリタイアして、きびしい試験をパスして就任した高齢者ですから、港の外で波に上下するタグボートから大型船に乗り移るのが一仕事で、まさか縄梯子じゃないでしょうが、これが出来なくなると高給を期待する家族に惜しまれながら引退するのだそうです。

宣誓

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〓画像パス〓せんせい

オリンピックから国体や学校の運動会にいたるまでやっている選手宣誓という儀式。 たとえば高校野球の組合せ抽選会で一番札をひいてしまったチームの主将に対して、周りの先生や父兄がいろいろ文面を考えてくれるにしても、高野連の役員がその内容や宣誓するときの姿勢や発声法を指導してくれるにしろ、「誰に対して宣誓するのか?」と聞いたところで、教えてはくれないでしょう。

欧米ならそんなことイエス様に対してやるに決まっている。ん、ユダヤ人はちがうなエホバの神だっけ。 イスラム教徒は当然アラーの神に。宣誓という儀式があるのなら。 インドには神様がいっぱいいるが、スポーツに縁の深い神様にやるのだろうか、毘沙門天とか、宣誓するとしたらだけど。 中国は?あそこは表向きは信仰なんて認めていないと思うけど、実は何でもありだぞ。

で日本の場合は誰に宣誓しているのか?... まさか来賓の爺さんに? 世間に対してかな。

アメリカの国会や裁判所では聖書に手を置いて宣誓をしています。神と個人が一対一の契約を結んでいるのですね。一神教の社会では、嘘をつくということは神との契約に反することになるんだって。 ヨーロッパの王室の戴冠式にしてもしかり。これはどう考えても宗教儀式でしょう。

日本では神前で何かを誓う、ということはないと思うが。 祈願というのはお願いだもんね。どーか見守ってお力添えを、というスタイルじゃないのかしら。契約じゃなくて神頼み。 神前の結婚式だって、神との契約じゃないよな。

だったら、かしわ手を打って二礼二拍手一礼とか、手を合わせて仏様を拝むとか、五体投地とか、いろんなスタイルがあってしかるべきだと思うが。『必勝祈願!』なんつって。

もしかしてあの儀式は、「インディアンうそつかない」と片手をあげるB級西部劇みたいなことをしているのじゃなかろうか。



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〓画像パス〓手打ち蕎麦

タケノコの季節です。 出始めの二三回は味わい深いものがありますが、最盛期になると、エーまたタケノコぉという理不尽な扱いをうける食材であることは歪めません。

たらの芽やふきのとうに比べるといかにもデカい。 パンダじゃあるまいし、竹だろ?なんて言われたりして、旬を外すとどんどん歩が悪くなってしまいます。

おかげで竹薮が維持されてきたのでしょうが、最近は車で走っていてたまに観かける竹薮が、いかにも整備されていない。枯れた竹が倒れ、隙間なく林立してしまって荒れ放題になっています。暗くて、そうでなくても薮蚊の温床なのですから、タケノコのシーズン以外は誰も入りたがらんわな。

別にタケノコはいらんと言ったわけではないのですが、そば粉を頂いてしまいました。 で、そばを打つことになったのですが、いや、なに、シャレみたいなものです。

ボールにそば粉を入れ、お湯でやるんだっけ?と思ったけど、いいやと、水をちょこちょこ足しながら捏ねていると、やたらと手にへばり付く。そのうち粘土みたいになってきて適当に平たくして、ぬらしたキッチンペーパーにくるんでしばらく寝かせる。

テレビでそんなこと言っていたような気がしたからですが、一杯やる時間を設けなければ飽きてしまう。何を麺棒にしようか探したら、小さなスリコギがあったのでそれにしました。モップの柄というわけにもいかんでしょう。

まな板に小麦粉を散らしてスリコギにも粉をすりこんで延ばしていく。 あまり薄くするとひび割れてしまいそうなので、そこそこで妥協して、粉をまぶして二つ折にして、包丁で幅を揃えながら切ったのですが、ムムム、へばりついてしまって二つ折のまま剥がれなくなってしまった。

ま、いいか、と沸騰する鍋に放り込んで待つこと三十秒、浮き上がったら火を止めて、と教わった。ちゃんとした細身の蕎麦を貰ったときでしたけど。

で、うどんより太いこの打ち立ての蕎麦は生煮えの粘土細工みたいで、久しぶりにこんなまずいものを食べた。

フーリガン

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〓画像パス〓八岐大蛇

まもなくワールドカップが始まります。 鹿島ではボクンチの前の海岸に、宿無しの外国人の為に簡易宿泊施設を造る話があるそうです。ナニ!宿無しの?.... 親切なこって。

FIFA という興行師は後々使い道のない VIP 用のガラス張りの客席をつくらせたり、チケットを大量にスポンサーに流して、一般の抽選でチケットが当たったという話より、チケットが当たりますというスポンサーのCM の方がはるかに多い、ということを平気でやっていますが、簡易宿泊所には関知していないようです。

フーリガンが日本くんだりまで来るわけがない、という声もありますが、来るのですね、彼等は。

ビル・ビュフォード『フーリガン戦記』は彼等と行動を共にして書かれたルポですが、イギリスから往復の航空券だけでイタリアまで、ホテルの確保どころか試合のチケットもなしに、飛行機の中からウイスキーを飲みっぱなしで会場めざして押し寄せるようなツアーを組む手配師がいるんだって。

道中で見かけた敵のサポーターを襲ったり、商店を壊したりしながら、時にはゲリラの指揮官のように作戦まで練っているリーダーがいたりする。 暴れられても困るから会場の隅っこの立ち見の席に入れてやると、そこでも周りの席とウィスキーの瓶やナイフが飛び交う乱闘を始めたり、帰りはさらにエスカレートして暴れたり。

彼等はめっぽうアルコールに強い。 酔いつぶれて寝てしまう日本の酔っ払いのような可愛さがない。 ヨーロッパから格安航空券で飲みっぱなしで来るくらいの体力がある。となると、その簡易宿泊施設にカメに入れた酒でも置いといてですな、ヤマタのオロチを退治したみたいに .... 。

隣の潮来の旅館街には予約が全然入っていないんだって。まあ成田にホテルいっぱいあるからね。鹿島は道路工事の追込みの真っ最中で、むこう10年は工事は出て来ないだろう と土建屋が心配しています。

Mac ファン

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〓画像パス〓アップル

iMac を使い始めて3年、今度 iBook を買いました。 こういうのはコンシューマー機と言うみたいで、その筋からはバカにされるみたいですが、かまわんもんね、性能いっぱいまで使いこなせるわけじゃないから。

Mac にしたのはグラフィック系に強いと言われているからで、Illustrator とか Photoshop を駆使して絵を描いてやろうと思ったのですが、このてのソフトは高いうえに、けっこう難しそうだ。オマケのソフトで練習してから、と思っていたら、なんかこれで十分間に合ってしまったりして、クラリスワークスからAppleWorksのペイントツールになっただけです。

Mac は少数派ですから、困ったときに教えてくれる人が周りにいない。 でMac の専門誌を買うことになるのですが、これが悲しいかな堤灯記事が満載で、こんどのOSX がいかにすばらしいか、iMac のデザインが... ばかりで、なかなか疑問に答えてくれない。

タイガースファンみたいなもので、Windows に比べて自画自賛に恥じることがない姿勢に疑問を感じてしまいます。 製造業は欠陥のない製品造りに励んできましたが、ソフト開発の業界ではバグがあっても 当り前で通ってしまう不思議なところがあります。

こちらのアタマのバグにも大いに問題があるので、よけい始末がわるい。 設計業務に開発行為の申請というのがあるのですが、1000?を超えると排水計画とか、場合によっては調整池の計画をやって、知事に申請することになっています。 県の役人が書いたとおぼしきアンチョコを買ってきて、例題を見よう見まねで排水量の計算をしていたときのことですが、理解しようと思った訳ではないのにどうもおかしい。

手近にあった三十年前の土木辞典を調べたら、どうも印刷ミスがあるようだ。おまけに途中で記号を勝手に変えている箇所もある。例題半ページの中に3か所もミスを見つけたことがありました。困るんだよね、見よう見まねでやっているのに。それで三日は悩んでしまったのだから。

申請するときに言ってやろうかと思ったのですが、「見よう見まねでやってみたんですけど ...」じっくり検討されたらこちらの計算間違いがボロボロでてきたりするのが目に見えているのでやりません。臭いものには蓋。 いまでもあのアンチョコはみんなのアタマを悩ませ続けているのじゃないかしらん。

赤帽

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〓画像パス〓やまねこ便

駅に赤帽がいた時代がありました。 旅行者の荷物を列車まで運んでくれる、ヨーロッパの貴族社会を真似たような変な職業だと思っていたのですが、駅は階段ばかりなので大きな荷物があると助かります。たすきがけにしてトランク4つくらい運んでいました。

京都の骨董屋で皮のトランクを買って、高速バスで東京に着いて颯爽と歩いていたら、取っ手がちぎれてしまって慌てたことがありました。あれは空っぽでもかなり重たい。宝塚ホテルのシールが貼ってあって、今でも持っていますが。

荷物が多い時は車で移動するようになったからでしょう、駅で大きな荷物を持った人を見かけなくなりました。そして赤帽も姿を消してしまったのですが、代わりに宅配便を利用する機会が増えました。

宅配便のルーツも、駅で日通が独占していたチッキと呼ばれていた手荷物の配送業務でしょう。 殿様商売だったのでクロネコヤマトや佐川急便にすっかり仕事を奪われてしまいました。ペリカン便というネーミングも後追いで、大食いで効率の悪そうなイメージがある。

クロネコ便は何所にでも出没するというイメージでしょうか。ヤマネコ便では荷物がどこかに行ってしまいそうです。 赤帽という宅配便もあります。これはタクシーのように個人契約で、軽トラック一台で何所にでも行ってくれます。

高速道路を走っていたらその赤帽の軽四輪が故障して停まっていました。 JAF の牽引車がきていましたが、気の毒に、一日の稼ぎがパーになってしまったことでしょう。 個人で始めるには手っ取り早い商売で、高速道路を走る姿もよく見かけますが、くるまが小さいのでやはりちょっと無理がある。バイク便のほうが楽しそうです。