2002年10月アーカイブ

駅伝

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三峡ダムが完成すると水没してしまうという、渓谷下りの様子をテレビでやっていました。ライフジャケットを着た十数人の観光客の他に、乗組員が6人もいて、いくら人口過剰の中国だからといって、前後に1人づつはともかく、ほかの4人はなんじゃろか、と見ていたのですが。

客を降ろした後、舟を上流の元の場所まで戻すために彼等は乗っていたのだね。急流を逆昇って深い所は6人で漕ぎ、浅くなったら4人がロープで曵き、3時間で下った川を、時には10時間かけて船着き場まで戻る仕事が待っていた。

10時間ということは、朝8時に客を乗せて終点に11時、腹ごしらえをして12時に出発したとして、日没まで6時間、山の中で夜を明かして早朝4時に出発しても、8時に辿り着くのがやっとという超ハードな仕事。

で、道中後続組に追抜かれたり、はやくも川を下りはじめた観光客に手を振られたりしながら、船着き場に着いたときには既に客の姿はなく、でも翌朝一番の客は確保できるということなのでしょう。

そこで考えたのですが、箱根駅伝というのがありますね、正月恒例の。 例えば平塚の駅を出た飛脚は小田原の駅に荷を届け、その足で小田原に届いている荷を担いで平塚まで帰ったのではないかと思うのです。一区間20キロほどなので、歩いて5時間、小走りで3時間としても充分日帰りコースでしょ。

小田原に一泊して早朝出発となると、1人で受け持っているのでない限り、道中、向こうから走ってきた飛脚と行き会うことになる。そのままやり過ごすとは思えない。お互いの荷を交換して元来た道を帰るわな。つまり一駅の区間は日帰り出来る距離に設定されていた。

というわけで箱根のように往復することを前提とする駅伝は、日帰りはともかく、往路も復路も同じ選手が走るべきなのです。運送業界は空荷でトラックを帰さない。往路を走り終えて、一仕事終えたような顔をして応援に専念するなんてとんでもないことなのです。

安全神話

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電線ドロ電線ドロ

車庫のセルシオと入れ替えようと鍵をとりに自宅に入った隙に、エンジンをかけっぱなしにしていたソアラを盗まれた、とスシ屋の息子がボヤイていました。知合いのヤクザ屋さんに情報があったら教えてくれと頼んでおいたら、2、3日して出て来たそうです。10万ほど渡してやってくれと言われて払ったけど、とゆーとりました。

人が羨ましがるようなクルマに乗るもんじゃないな、と思っていたら、先日事務所がある一帯に泥棒が入り、となりの窓ガラスが割れていてパトカーが来ていました。フーンと引き出しを開けたらたばこがない。昨日買ったばかりのピース20箱。

他に誰も被害がないようなので届けなかったけど、誰も信用してくれないんだよね。吸っちゃって忘れてんじゃないの?という感じで。 喫煙者につめたい女性からは、そんなにいっぱい入れておくから、吸う分だけ持ってくればいいのに、と言われたり。

そら盗まれる方が悪いで。

現場に置いてあったブルを持っていかれたこともありました。査定価格もない年代物だったのですが、海外では値が付くのか持っていってしまうんだよね。

なんでも外国人のせいにしてしまうので、横浜でピストルをぶっ放した銀行強盗は、目撃者が「ハヤクシロ」と片言の日本語だった、と証言していましたが、捕まったのは近所のヤクザ屋さんでした。あの証言が決め手になったのでしょう。

安全と水が無料だったのは20年くらい前までかな、家の鍵をポストや植木鉢の下に隠して外出できたのは。農家なんか今でも開けっ放しで畑に出ているけど。 自動販売機なんか保険も掛けられなくなって久しいのだそうです。

先日、町で発泡事件がありました。ニュースで見て、あそことあそこだな、と分かりました。撃ち込まれても当家の住人が気が付かないので匿名で警察に電話を入れるみたいです。ぜんぜん警戒しとらんのだな。 戦闘状態の国では銃声がしたら皆がいっせいに床に伏せるというがな。
行灯行灯

現場の横にほかほか弁当の店があったので、ご近所対策を兼ねて昼の弁当を届けてもらうようにしたのですが、一週間もすると作業員のおっさんからも、なんとかならないのかと極めて不評で、すぐやめる訳にもいかなくて困ったことがあります。

できたてで温かいのですが飽きてしまう。客が待っているのでスグできるメニューとなると揚物になってしまうのですよ、毎日買っていってくれるお客さんもいるがなあ、と店の主は反省がない。自分はなにを食べているのやら。

近くの湖ではレンギョが網にかかるのですが、あれは誰も貰ってくれないなぁ、と舟を持つ友人が言っています。先日、本家中国の料理法をやっていました。唐辛子を炒め、油を熱してぶつ切りにしたレンギョにドバとかけるだけ。生だったか、蒸したのか、そこまで見てなかったから知らないけど。

教えてやったら、今度持って来てやるから、というのであわてて断りました。

脂ののったサンマという表現はありますが、バターやオリーブオイルのような油を食べる習慣はなかったのじゃないか。化け猫が行灯の油を舐めるくらいで。 専門家に言わせると、今は油を食べないと満腹感が得られなくなっているのだそうです。

アブララーメンなんていうのもあるもんな。肉は霜降りを有難がるし。あれはただの小太りの牛なんじゃないかしら。

インド洋からオーストラリアに下ってくるマグロを刺網で捕まえて、移動用の生け簀に移し、300キロ程引っ張ってきて養殖の生け簀に移す、というのをやっていました。そこで餌をやって全身トロのマグロにして出荷する。おかげで潤った街にはヨットを繋留した豪邸が列んでいました。

トロなんて昔は脂っこいのが嫌われて捨てとったというがな。

となりの住人と、近所にあったまるで流行っていないスシ屋に行ったときのことですが、ビールを飲みながら、ウニと言ったら、握ってカウンターに置いて、ちょっと間をおいて「止めといた方がいいかな」と引っ込めて捨てた板前がいました。出すか?ふつう。