オイルサーディン

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行灯行灯

現場の横にほかほか弁当の店があったので、ご近所対策を兼ねて昼の弁当を届けてもらうようにしたのですが、一週間もすると作業員のおっさんからも、なんとかならないのかと極めて不評で、すぐやめる訳にもいかなくて困ったことがあります。

できたてで温かいのですが飽きてしまう。客が待っているのでスグできるメニューとなると揚物になってしまうのですよ、毎日買っていってくれるお客さんもいるがなあ、と店の主は反省がない。自分はなにを食べているのやら。

近くの湖ではレンギョが網にかかるのですが、あれは誰も貰ってくれないなぁ、と舟を持つ友人が言っています。先日、本家中国の料理法をやっていました。唐辛子を炒め、油を熱してぶつ切りにしたレンギョにドバとかけるだけ。生だったか、蒸したのか、そこまで見てなかったから知らないけど。

教えてやったら、今度持って来てやるから、というのであわてて断りました。

脂ののったサンマという表現はありますが、バターやオリーブオイルのような油を食べる習慣はなかったのじゃないか。化け猫が行灯の油を舐めるくらいで。 専門家に言わせると、今は油を食べないと満腹感が得られなくなっているのだそうです。

アブララーメンなんていうのもあるもんな。肉は霜降りを有難がるし。あれはただの小太りの牛なんじゃないかしら。

インド洋からオーストラリアに下ってくるマグロを刺網で捕まえて、移動用の生け簀に移し、300キロ程引っ張ってきて養殖の生け簀に移す、というのをやっていました。そこで餌をやって全身トロのマグロにして出荷する。おかげで潤った街にはヨットを繋留した豪邸が列んでいました。

トロなんて昔は脂っこいのが嫌われて捨てとったというがな。

となりの住人と、近所にあったまるで流行っていないスシ屋に行ったときのことですが、ビールを飲みながら、ウニと言ったら、握ってカウンターに置いて、ちょっと間をおいて「止めといた方がいいかな」と引っ込めて捨てた板前がいました。出すか?ふつう。
行灯